国民的GF誕生！
「ラブプラス」で姉ヶ崎寧々に攻略されてみた
※ 書いているのは、女です。
コナミの新作「ラブプラス」を発売当日に、お兄さん方に混じって買ってきました。
パッケージが白とシルバーのオサレな感じなので、
あまり恋愛シュミレーション買ってます！って感じじゃなくて良かったです。
ラブプラスの感想を書く前に、
コナミの恋愛シミュレーションゲームについて書いておきます。
コナミの作る恋愛シミュレーションゲームでは、
ときめきメモリアルがやはり有名だと思いますが、
これの女性版で、ときめきメモリアル Girls Side（GS）というものがあります。
まだ女性向けの恋愛シミュレーションゲーム（いわゆる乙女ゲー）のプレイ人口がかなり少なく、
いわゆるアンジェリーカーと呼ばれるお姉さま以外には、
ゲーム好きの間でもドマイナーだった頃に発売されて、
乙女ゲーマーを爆発的に増やしたゲームです。
さらにときメモGSはニンテンドーDSに移植されることで真価を発揮し、
コナミの本気を乙女ゲーマーに見せ付けます。
1つは、親友モードの追加。
簡単に説明すると、ある条件を満たすことで、
主人公に既にときめき状態になっている攻略対象に
「俺たち友達だよな、これからもいい友達でいような」と（無理やり）言わせ、
卒業までの期間、恋と友情の間で悶え苦しませる鬼のようなシステムです。
デート中に明らかに男女の友達同士ではしないスキンシップをしてみたり、
デートの終わりに、主人公に想いを抱いている「親友」に、
「キスってどうおもう？」とか「もうあの人のことは諦めた方がいいのかな･･･」とか
揺さぶり動揺させるようなことを聞いたりします。鬼ですね。
あ、最後はちゃんと結ばれることができますよ。
もう一つは、タッチ機能でスキンシップ。
たとえば頭で上から下にスッと線を引くようにスライドすると、「チョップ」
同じ頭でも左右（上下でもいい）にこすると、「髪をくしゃくしゃにする」
髪の毛先で払うようにすると「髪の毛を触る」あるいは「髪の毛を引っ張る」
髪をちょんと突付くと「髪を見つめる」
などのように、かなり細かく決まっていて、反応がそれぞれ違います。
タッチできる（認識される）部位も、
頭、髪、目、頬、鼻、耳、唇、上半身、腕、手･･･などとかなり細かい。
また、ときめき状態になると反応が変わる場所が殆どで、
例えば「目」は普通の状態で突付くと、本当に突いたことになり（笑）
「痛い！」とか眼鏡キャラだと「指紋が付く！」とか、たいそう怒られるのですが、
ときめき状態になると「そんなに見つめるなよ（照）」みたいな台詞が返ってきたり。
また、デート終わりには手をタッチするか腕の上でスライドすると、
手をつなぐまたは腕を組むこともできます。
とまあ、これらのシステムに私を含め多くの乙女がやられてしまったわけでして、
本家である男性向けのときメモだったらどれだけ凄いのだろうと、
ｗｋｔｋしていたのですが、
それよりも先にラブプラスが発売されたので、こちらを購入したしだいです。
なので、私がラブプラスに期待していたのは、
70％くらいはDSの機能をフルに活用したスキンシップ。
結論から言いましょう。
スキンシップ、難しい･･･
ときメモGSでも最初はこんなにあたふたしなかったと思うくらい難しいです。
難しい理由の1つは、周囲からの視線というものがスキンシップの要素に含まれたこと。
そのせいで、彼女のことをずっと見ていたいのに、
視線メーター（タッチする側とは逆にある）も気になり、視線が定まりません･･･
もう1つは、彼女というのが（ちょっと荒い）ポリゴンでほぼ常に動いていること。
意図した場所とは違うところをタッチしてしまうこともしばしばで、
うまくスキンシップするのがとても難しいですorz
しかもスキンシップができるのは、恋人になってからなので、
露骨に嫌がったり、怒ったりということが滅多になく、
「･･･ん（はーと）」とか「･･･もう･･･ぁ･･･」とか、
「あれ？キラキラしたシールがついてるゲームだったっけ？」
と思うような声しか出してくれません･･･
ねえ、ちゃんと喜んでくれていますか･･･？
彼女の気持ちが見えないのも、仕様ですか？(´・ω・`)
しかし、ゲーム自体はときメモGSとシステムなどが似ていて、とても遊びやすいです。
DS版のGSをやった人にはわかると思うのですが、
起動音などのシステム音や画面構成はかなり似通っています。
最長で最初の100日までは、彼氏力（4種のパラメーター）をあげて、
時々発生するチェックポイントで彼氏力が規定以上であれば、
女の子が主人公に好感を持つ、という流れのようです。
（毎日のメール攻撃とか効いてんの？ってくらいチェック通過しないとイベント起きない）
このチェックポイントというのがくせもので、
おそらく女の子ごとにそれぞれの彼氏力のバランスが決まっているのだと思いますが、
寧々さんの場合、終盤のチェックポイントで
彼氏力の一つ、感性の要求されいている規定値がMAXだったときは目を疑いました。
体感では寧々さんの要求パラは感性＞知識≧運動＞魅力･･･って感じかな？
魅力はチェックポイントが殆ど発生しなかったからわからないや･･･
日々のコマンド選択はときメモと似たような感じだと思います。
ただ、一日を4つの時間に分けて、それぞれ選択できるので、
体感では、ときメモGSでの1週間＝ラブプラスでの1日って感じで、
100日といえども結構長く感じます。
告白されるまでのイベントは、7つくらいだったかな。
イベントが発生するコマンドには、女の子のちびキャラが出るのでわかりやすいです。
彼氏力は私は最終的に4種すべてMAXまで上げました。
だってどれが重視されているのかわかんないからさ･･･
それでもなかなかチェックポイントが発生しなかったり、
発生しても感性MAX要求で撃沈したりで、なかなか仲良くなれず、
結局88日目でやっと寧々さんから告白してもらうことができましたorz
攻略「される」ゲームと書いてあったけど、
そこまで攻略されている感じはなかったかなあ･･･
あ、でも、女の子からデートに誘われていたり、
早い段階で嫉妬イベントがあったりしたので、
最初から「告白がスタートライン」なのは伝わってきました。
で、告白されてキスしたら、突然 ス タ ッ フ ロ ー ル が 流 れ ま す 。
これには一瞬ビビリました。BADエンドかと思ったｗ
でも、これで気づきました。
このゲーム、エンディングってものがないんじゃないか？と･･･
恋人状態になって、日々の中で自分を磨いて、デートを重ねていくのに、
エンディングがあるわけがないですよね･･･
つまり、半永久的に続いていくことになるのだと思います。
しかしそうなると、彼女とのマンネリが問題になってくるのでは？と思います。
例えばときメモならば卒業というエンディングに向かって、
ツン寄りからのスタートし親密度を上げて、デレへの過程・変化を楽しむことができます。
しかし「ラブプラス」はデレからのスタート。
しかも「リアルタイム」モードが搭載されていて、
デート日には実際にリアルタイムの時間でデートができるようになっています。
デートが同じことの繰り返しになってしまわないか、凄く心配です。
･･･そういえば、3月になったら寧々さんは高校を卒業するわけだから、
イベントが変わったりするのかしら？
誕生日イベントがあるから、その辺はもしかしたら用意されているのかも。
そうなると、その次の年には主人公が高校を卒業して、ゆくゆくは就職して･･･？
まさかそこまでリアルを追求したゲームなんでしょうか？
もし永遠の高校3年生･2年生だったらいやだなぁ･･･
時間に関係なく通常のゲームのように遊べる「スキップ」モードで、
何度かデートをしてみたのですが、
会う→一言二言彼女が言う→スキンシップ→なんか喋ってる仕草→スキンシップ→帰宅
こんな感じ･･･
いける場所の選択肢がないので同じ場所だからかもしれないですが、
内容が無いし、場所に対するコメントがないのが気になります。
もっとこう、会話の中で萌えを提供してほしいのです。
いや、タッチも重要だけどね！
スキンシップの方も、会話から分断されてしまっていてちょっと残念。
リアルタイムで動いてくれるので、髪の毛を触ったら、
照れながら髪の毛を整えている姿はとても可愛いのですが、
これを会話の途中に組み込んでくれたらなお良かったです。
そして、最後に、「ラブプラス」モードについて。
恋人になると、いつでも彼女の様子を見ることができるようになるのですが、
これが一番化ける可能性がありますねｗ
たとえば19時に覗くと夕食のために机に座っていたり、
23時ごろだと、お風呂上りでまどろんでいたり、深夜だとすっかり寝ていたり･･･
その時々の彼女の様子を見ることができます。（当然服も違う）
また、喋りかけることもできるので、
「おはよう」「おやすみ」「何色がすき？」「可愛い」あたりは
ちゃんと反応が返ってきます。
･･･ただ、女の声だからか、ちゃんと認識してくれないことが多く、
じゃんけんですらコツを掴むまでままなりませんでしたorz
「じゃんけんをしよう？」といわれ、
「うん」とか「しよう」と答えても、「やらないの？」と言われたりorz
「ぐー」「ちょき」「ぱー」も認識してもらえず
「今のはなしにしよう」といわれたりorz
しかし、勝ったときのご褒美はかなり可愛いので必見です。
しかし説明書に載っている「俺のこと好き？」には一切反応してくれません･･･
男性の声だったら反応するんだろうか(；д；`)
いろいろ書きましたが、
これ、ポリゴンをもっと整えて（肩から髪の毛が突き出ていたりするのよ･･･）
ときメモと同じようにGirls Side作って発売したら
そっちもバカ売れするんじゃないかしら･･･
夜寝ると見られる（ことのある）夢イベントも、
パラレルワールドで妄想炸裂って感じでなかなか良かったですｗ
猫耳・おさげ・女教師、なんでもありｗ
あ、システム面ばかり書いて寧々さんの感想かいてなかったｗ
寧々さんは、同じ学校の1個上の先輩で、バイト先の先輩でもあります。
性格が3種類から選べて、最初は大人びて落ち着いたお姉さんですが、
選択肢によって、主人公を子ども扱いをして甘やかす
･･･と説明にはあるけど実際はS寄りで年下彼氏を翻弄する系？なお姉さん、
もう一つは･･･試してないから分かんないｗ
今は2番目の寧々さんです。
あとはもう、なんと言っても、おっぱいが･･･おっぱいが･･･
やーらかそうで、顔をうずめたくなるおっぱいです。
海やプールは泳ぎが苦手だから･･･と言っていましたが、夏が今から楽しみです。
水着！水着！高校生ならスクール水着もありだと思います！
高校3年生だから無理なら、夢イベントでもいいです！
･･･とか変態炸裂させたくなるくらいとてもよいです。
他の2人は途中までしかイベントを起こしていませんが、
正統派な高嶺愛花（たかね まなか）と
鬼太郎の猫娘みたいな小早川凛子（こばやかわ りんこ）
リンコちゃんの方がいわゆるツンデレで人気があるようです。
うん、わたしもリンコちゃんの方が好きだなー
ときメモGSでもそうでしたが、主人公の名前を呼んでくれます。
GSはPS2だとかなり選択肢が広かったようですが、
DSだと限界があるらしくやや珍しい名前の人は、
「たー」とか「ゆき」とか、あだ名みたいな呼び方になるようです･･･が、
声を大にして言いたい。
な ぜ あ だ 名 を 設 定 し な か っ た し
仲良くなってきたら、健太郎→けんちゃん（はーと）とか呼んでほしいじゃないか！
漢字表記を健太郎で、読みをけんちゃんにして実現させようかと思ったけど、
キャラによっては付き合い始めてから「健太郎君」って呼ぶかもしれないと思い、
「けんちゃんくん」って呼ばれるのはいやだな･･･と思って断念しました('A`)
リンコちゃんにあだ名で呼べって強制して、ごねて押し問答して、
「･･･けん、ちゃん･･･」って顔真っ赤にして言ってほしいじゃないか！
いやまあ、PS2ならまだしも、
DSでそこまで自然な「･･けん、ちゃん･･･」はむりなんだけどね･･･
でもPS3ならできたかもしれない。
PS3だとポリゴンやEVS（だっけ？）システムもかなり追求できるだろうけど、
携帯性というか「いつでもどこでも」というのが無理だから、
「ケータイ彼女」にはなれなくてあちらを立てればこちらが立たず状態だけれども。
リアルタイムモードでしばらくまったりやってみようと思います。
